日曜日, 2月 18, 2007

GO!MAXXUS! 91

相補性原理を学べば何から何まで喜べる?

人間には、2種類のタイプがあります。”後悔するタイプ”と”そこを克服したタイプ”。
もし、あなたが、人生の中で、あの時、”ああして置けば良かった”と思う事があるなら
あなたは、後悔するタイプの人です。あの時、ああしていたとしても、
その線上で、また、”ああして置けば良かった”と思います。
なぜならば、あなたは、後悔するタイプの人だからです。

そこを克服したタイプの人は、開き直ってます。澄み切っています。
吹っ切れています。覚悟が決まっています。すべてを受け入れています。
ここに到達するには、とことん、後悔して、苦しんで、旅に出て、泣いて、
目標を見つけて、がむしゃらに走って、達成して、落ち着いて、
孤独になって、どこまでも落ちて、何かに出会って、気づいて、笑っちゃたのかも。

物事には、必ず、表と裏があって、まったく逆からの見方があります。
これは、ノーベル物理学賞学者ボーア博士の、”相補性原理”。
この原理は、私がメンタルマネージメントを行う上で、大切なものです。
簡単に言うと、物事は、コインのように、表が出ている時は、裏は消えます。
裏を観測している時は、表は完全に消え失せます。
かごの中の鳥のつがいを、”不自由で不幸”と見る見方と
”安全で幸せ”と見る見方は、両方存在しますが、一つの心の中に同時には現れません。

ほとんどの物事の見方は、あらかじめ、常識と言う土壌で決定されています。
一度、その見方をしてしまうと、そこに留まり、染み付いて、凝縮していきます。
まるで、水槽の中の行き止まりの穴に入ったワニが、戻る事を見る事が出来ず、
ひたすら前に進み続けて、生命が終わって行く状態に似ています。
後悔する事があれば、それは、その裏側からの見方を見つけるパズルです。
そのパズルを解きながら、相補性原理が学んぶ事で、逆説的発想が身に付けましょう。
身に付いてしまえば、あなたは、”克服タイプ”にジャンプしてGO!AMXXUS!